営業力で勝て!企業戦略

第一章 関西商法に学ぶ不況時代を生き抜く智恵

・東京では値切る客は田舎者
・宵越しの金は持たねえ
・こんなにも違う東京人、名古屋人、大阪人
・武士は食わねど高楊枝
・金持ちが一番偉い
・全国を制覇した近江の「ノコギリ商法」
・明治維新は関西商人の功績
・「始末、算用、才覚」

第二章 商売の要諦1 ── 勇気と度胸で商機をつかめ

・アイデアだけでは通用しない
・経営の神様、松下幸之助の炯眼けいがん
・松下電気の本社周辺に「サンヨー」の看板を掲げた井植歳男という男
・ちんどん屋で宣伝した「味の素」創業者、鈴木忠治
・深見流、新規開拓術
・作戦、大成功!
・教えすぎると営業マンを萎縮させる
・率先垂範して営業マンを育てよ
・営業力強化の秘策とは
・豊かで楽な生活環境は根性を萎えさせる

第三章 商売の要諦2 ── 飽くなき利益追求心で成功をつかめ

・大阪の「土性っ骨どしょっぽね」が企業を救う
・本音で生きる関西人の強み
・利益を上げない会社は罪悪である
・サントリーの創始者、鳥井信治郎に見る度胸と根性とは
・「マネシタ電器」が教える経営の極意
・「商いは牛のよだれ」
・信用第一が利潤を生む
・飽きる心を克服せよ
・世のため人のためは自分のため

第四章 商売の要諦3 ── アイデアで活路を開け

・商人が賢人になりては家滅ぶ
・本物の智恵者が生き残る
・全会一致の怖さ
・戦いは八の正攻法、二の奇襲で勝つ
・特許ビジネスの落とし穴
・ヒット商品はこんなにも恐ろしい
・ターゲットとするならすき間産業
・誰もやらないところを狙え
・いかに売るかに才覚を発揮せよ
・「エロ商事のエロ社長です」
・売れ筋商品を手に入れるには
・売り込むときには取締役に会え
・これが究極の売れ筋商品仕入れ法

第五章 商売の要諦4 ── 巧みな表現力、言語力で相手を説得せよ

・相手を説得する言葉の力
・「人を使うは苦を使う」
・何よりも重い経営責任
・「剛毅木訥仁に近し」のウソ
・「お願いします」で粘りまくれ
・「うれしい」「ありがとうございます」でリピートを狙え
・謙虚さを表現する「いかがでしょうか」
・女性をコントロールできるようになったら一流
・「枕詞」の活用
・女の長話につき合え
・欧米人に学ぶ女性のほめ方
・ほめるところを発見しろ
・女性をほめるときの注意点
・「君ならできる」「君なら大丈夫」の活用を

第六章 商売の要諦5 ── 自在性を発揮して危機を乗り越えよ

・前進か退却か
・前進より退却のほうがはるかに難しい
・しんがり役で株をあげた秀吉
・日産大リストラ策に思う経営責任
・日本人的心情が決断を遅らせる
・従業員の絆より企業目的を選んだ信長
・明治のラグビーと広岡野球
・乃木希典と児玉源太郎
・ヤオハンはなぜ倒産したのか
・近江商人に見るリスク対策
・最初は小規模から始めるのが鉄則
・農耕民族と騎馬民族
・アメリカ軍のメンタリティー
・勝負よりも和を優先した日本軍
・満州にこだわった愚
・日本的メンタリティーの長所
・基本はやはりド根性の関西商法