日本型マネジメントで大発展!

序章 経済の背景には固有の文化がある

・戦後の経済復興のさまざまな要因
・古代から受け継がれた日本文化の特性
・「日本型」とは何か?
・日本新党の学問的流れ
・命を大切にする経営が生き延びる
・日本のトップマネジメントの秘密
・日本文化を理解するための一つの試み

第一章 あらゆる叡智を吸収する七福神思想

・日本文化の中心に流れる思想とは
・日本経済の特徴は七福神の思想
・神道は汎神論ではない
・日本人は神の宿る場所を選んで祈る
・多神教が神道の本質
・あらゆるものの働きの中に神を見出すのが神道
・禅や阿弥陀信仰が日本に定着した理由
・神道と儒教が日本で結びついた
・日本の儒教は革命的思想を拒否した
・一人ひとりがみことを持って生まれてきている
・日本人は腹の底でコミュニティに役立ちたいと思っている
・世襲制は日本の伝統
・天皇は本家、国民は分家

第二章 経済のピンチを乗り越える大国主の精神

・品質管理の方法に神性を見出して成功した日本
・ヨーロッパ文化もアメリカ文化も全て神様
・日本はイデオロギーのドグマを持たない
・負けても負けても立ち上がる大国主となれ
・穢れを祓って蘇る日本人のバイタリティ
・働くことが生きていることの証である

第三章 企業を発展させる日本型経営論の極意

・「中今の思想」が企業の発展力を生む
・次々と新製品を生み出す日本企業
・生命力とエネルギーあふれる旬の物
・初物を喜ぶ日本人のメンタリティー
・日本人は戦争の痛手をも水に流した
・失敗は神の与えてくれた試練だと考える
・日本人が普遍的に好む「中今の思想」
・企業は生成化育進歩発展すること自体が尊い
・神道の精神で成功した松下幸之助の経営哲学
・民と共に生きるのが日本の天皇
・アメリカ人に仲間意識を持たせたソニーの経営理念
・マッカーサーを感動させた昭和天皇
・「天皇の存在感」を持った経営者が成功する

第四章 「和」の精神に学ぶリーダー論

・日本型のリーダーとはディナーのホスト
・松下幸之助は「和」の精神を大切にした
・日本人は世界の国々の衆知を集めることができる
・絶対に主体性を失わない日本人
・衆知を集められる度量が経営者には必要
・松下幸之助を成功に導いた三つの要素
・リーダーは明るくポジティブな「和」を導け

第五章 日本型経営論 実践篇

・中小企業が支える日本経済の屋台骨
・経営の神様は芸能の神様
・いくつもの顔を使い分けるのが経営
・はじめに販売ありき
・開発は取締役をひきずり出せ
・バランスシートを一日でマスターする
・専門家をバカにしようとする努力が必要
・労務管理は忍耐につきる
・二代目三代目社長の問題点
・絶対倒産しない方法
・税金はきちんと払おう
・バランス感覚のある企業が生き延びる